出版社内容情報
ソ連、東欧、中国の混乱は何を意味するのか。日本成功の秘密は?資本主義の実態を地球規模でルポしつつ、原理主義に警鐘を鳴らす
内容説明
地球規模で広がる資本主義の現場をルポしつつ、イスラム主義、エコロジー主義、「緑の党」などの「原理主義」に警鐘を鳴らす。
目次
1章 広がる資本主義
2章 資本主義と文化
3章 資本主義の矛盾
4章 原理主義の台頭
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
24
市の図書館本で読みました。抄訳らしく、原著は500頁あるようです。 四半世ほど前の本なので、正直、ざっと読んで、余り得るところ、なかったような……著者は色んな地域をまわっていて日本も出てきますが、西部邁センセイやミルトン・フリードマン等も出てきますし、現代資本主義の諸問題、この本からは見えませんでした。 所謂エコロジストに対する評価も低すぎるのでは、というのが率直なところで、宇沢弘文・内橋克人といったところが好きな私には物足りない本でした。 ただ、他の本も借りているんで、そちらも読みます。2023/05/28