出版社内容情報
混迷を極める政局。その内側で日本が抱えた問題は何なのか? 単なる政治論を排し、日本の今と将来を憂い見据えた最新の評論集
内容説明
人が死ぬ如く国も亡ぶ。何時でもそれは起こりうる。政局混乱の内側で日本が孕んだ危機の意味は何か。歴史、人間、言葉を見据えた筆者の最新の評論・対談集。
目次
1(「やさしい政治」の虚構;「十二歳」の宰相たち;百鬼夜行の平成政治;「戦後民主主義」の呪い;新宰相論―あるいは日本の叡智について)
2(政治の言葉、その煽動と正義;日本のしなやかな孤独;マッカーサを採点する)