この国のかたち 〈4〉 - 1992~1993

この国のかたち 〈4〉 - 1992~1993

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163490403
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本人の本質は何か、日本の歴史、社会を作り上げている根源は何かについて歴史文学の巨匠がエッセンスを詰め込んだ刮目のエッセイ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

31
今回は、統帥権についての司馬さんの考え方がはっきりとわかりました。昭和の軍閥ということで、陸軍について非常に冷めた見方をされています。統帥権についてはこの本の中で5回にわたり書いておられます。やはり司馬さんは物事の本質を見る目が優れています。2014/11/11

読書実践家

7
島津斉彬が黒船を見て、作ろうとしたという。作ってしまったという。発想から行動まで英明君主である。2015/12/29

みーあ

4
「いま我々の足元を見ると、結局、物をつくって売って国を航海させているわけですから、やはりお得意さん大事という精神の、このリアリズムだけが、日本を世界に繋ぎとめる唯一の精神だと思えてなりません」よき商人国家のリアリズムに基づき、困難の多い諸問題の交渉の中で、その状況、状況で自らを慰め、相手に訴え、素晴らしいレトリックを生み出していくことは、国際問題のみならず、日常の生活にも落とし込めよう。自社の自分の立場を説明する際に、魂の入った存在として、ウィットとユーモアと、華やいだレトリックを展開する。高田屋嘉平衛。2018/04/28

できるだけ

2
考えや気持ちのモヤモヤが整理されていく気がする。2017/01/07

ヨウゾウ

1
歴史エッセイ二十篇と最終章「日本人の二十一世紀」は口述記録。 リアリズムが足りなかったが故に統帥権の暴走を許してしまった昭和初期に至るまでの日本の様子を中心に、様々な題材を採りあげたエッセイ集。2025/01/28

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