出版社内容情報
官僚的発想と拝金主義を忌み嫌った漱石は、現代日本の病弊を予言した優秀な文明批評家でもあった。知られざる文豪の素顔を描く随筆
内容説明
拝金主義と官僚主義、それに無批判な欧米志向を忌み嫌った“明治の文豪”は、現代日本の病弊を予言した優秀な文明批評家でもあった。漱石の素顔と彼の時代をユーモラスに描く。
目次
主人、大いに頑張る
十七文字の世界から
美〓子の亭主
「明治の東京」の街角で
言葉の達人ということ
『坊つちやん』への旅
「時代」を批判する人
画がわかる、わからない
「主義の問題である」
ある日の漱石山房
『草枕』への旅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki
1
新座図書館 ★★★★★ 文豪漱石が普通人として精一杯生きたことを教えられた。思いのほかにシニカルに、でも王道から外れずに日々をおくっておられた。批評家ではなく作家で生涯を終えているのは凄いことだ。世の中、批評家ばかりでチャンチャラおかしい今日この頃です。2021/09/21
Kaori
1
歴史探偵と自称される作者の漱石やその作品にまつわるあれこれがとても面白いと思いました。漱石作品を十何年ぶりに読み直してみるつもりです。図書館に続編しかなくて、前編はまたいつか出会えればと思います。2013/09/01
Koichi Mori
0
漱石の著作を通して、明治~大正時代の世相に迫る本。所々に描かれる漱石のエピソードを読むだけで漱石通になれる(笑)2012/02/09
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