言葉と沈黙

言葉と沈黙

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163468303
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

レヴィ=ストロースとの熱き対談「神話と歴史のあいだ」を始め、漱石を論じ、昭和の時評を語り、文学の荒廃を嘆ずる力作評論十篇

内容説明

「吾輩は猫である」の基底部に潜む深沈たる「沈黙」はひとり漱石という作家の持つ「沈黙」にとどまらない。東洋と西洋の文明観の差違を直視しつつ、文学と人間存在の根柢を問う評論集。

目次

徳田秋声と「充実した感じ」―「形」と「筋」と「実質」と
相対化する場所
60年の荒廃〈聞き手 富岡幸一郎〉
昭和の時評をめぐって〈聞き手 川村湊〉
漱石と言葉、漱石と沈黙〈聞き手 茂原輝史〉
神話と歴史のあいだ〈対話者 クロード・レヴィ‐ストロース〉
日欧文化の対称性と非対称性―美術と文学と
記号を超えて創造へ〈対話者 ウンベルト・エーコ〉
文芸随想
マクリーンの手紙

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おめるた

1
読み終わってはじめてタイトルの意味に納得した。対談やらエッセイやらが10編載っているが、どれも面白かった。特にエーコとの『薔薇の名前』についての対談が良かった。また『薔薇の名前』が読みたくなった。2011/02/01

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