出版社内容情報
この人にしてこの書あり。みせかけの名著、マスコミ迎合の本を容赦なく難ずる、不羈の読書人。精神の解毒剤としての一冊である!
内容説明
“風の恭三郎”逝って1年、この1冊が最後の書。新刊批評のこれぞ金字塔。不羈の読書人がおくる、読書人のための読書案内。
目次
1 解体新著(新コンサイス英和辞典第2版;百代の過客;淀川長治自伝;戦争責任;アナバシス;ニューヨークの次郎長;異人論;どこかおかしい日本語;白鳥伝説;桜もさよならも日本語;「待ち」の子育て;東京下町山の手;国際紛争の読み方;料理の消えた台所;探険家リチャード・バートン;アメリカ人の日本観;歴史的仮名遣い;岩波国語辞典;ローマ皇帝伝;imidas/現代用語の基礎知識 ほか)
2 背表紙を読む(古典の面白さ古典の読みかた;歌人の名;文庫の復刊;訳詩の楽しさ;伝説の辞書;継ぎ足し商法;目録;気ままな雑誌;新人類の訳詩;江戸の百科事典;中世の義賊;木版本を見直す ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiro
2
ひとつが3、4ページほどの短文の書評集だが、驚くのはほとんどが期待外れとか不勉強とか、取り上げた本の不満を述べた文章になっていることだ。だからたくさんの未知の本が紹介されているのにこちらの読書欲がそそられるということが全くない。これは異例のことだ。普通はその本の長所を称揚し読んでみるように勧めるのが書評ではないか。難のある本なら取り上げなければいい。雑誌の連載を本にしたもので、連載の趣旨が時々の話題の本の実態を暴くといった、ちょっと特殊な思惑があったのかもしれない。興味深く読みはしたが後味は良くない。2026/09/05
A
2
今の時代に生きてたらいつも炎上してただろうな。ホームズの話が新興宗教の話にされてたのが笑った。2018/07/06
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