出版社内容情報
新造語の妙と毒舌で戦中・戦後のジャーナリズムをリードした著者の中学時代の日記抄を始めとし、主要著作を年代順に収録した一冊
内容説明
ニュージャーナリズムの原点を今ふたたび問いかける大宅壮一の人と世界。没後21年、爽やかな毒舌とユニークな新造語で同時代を斬り、戦後ジャーナリズムに一大山脈をきずいた氏が遺した主要著作を収録する「新装版」一巻選集。
目次
戦前編(中学生日記抄;親切の棄て所;モダン層とモダン相;出口王仁三郎訪問記;純文芸小児病;葦平文学はどこへ ほか)
戦後編(アメリカ型日本人とソビエト型日本人;共産主義者における人間の研究;西田幾多郎の敗北;無思想人宣言;勅使河原蒼風論;山川均・福本和夫・河上肇;天皇絶対制を支えるもの・倒すもの;多角的人生経営論;大宅歩の反逆と死 ほか)