涼しい脳味噌

涼しい脳味噌

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163457000
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本人が漫画を好むのは脳の機能の特異性による。臨死体験は聴覚情報しか入らない状況での幻覚だ…眼からウロコが落ちる面白さ!

内容説明

「精神」は「肉体」なしには存在できないのに、江戸以来、日本人は頭の中から「肉体」を忘れ去ってしまった。脳死、臓器移植、がん告知などでもめるのも皆そのせいだ。―ひとをモノとして扱うことを生業とする著者が、ユニークな視点から社会の様々な事柄を論じる。社会解剖エッセイ集。

目次

残された唯一の自然
言語とはなにか
量は質に転化するか
臨死体験
金とはなにか
世代的少数派
クジラの正義
脳ミソください
ミステリー談義
要するに、ノイローゼ
運動小説〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふくい

1
Amazonで間違えてハードカバーのものを買ってしまった。さすがに7冊目?ともなるとまた養老さんが愚痴愚痴言っていると微笑ましく読める。お馴染みの「脳化」における「知る権利」の話が面白かった。情報化とその情報透明化だけが進めすぎて、知ることと並行して進めなければいけなかった知ることへの体力を欠いている、という指摘。また電脳というが脳はそもそも電脳だ、という話も面白かった。2020/03/02

1977年から

0
1995年

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