出版社内容情報
いわれるような華人虐殺は本当にあったのか!? マレー作戦に参画した義父の"汚名"を冷徹に追究して行きながら戦争を問うた労作
内容説明
機動距離1100キロ英豪軍を追撃し降したマレー作戦―。しかし日本軍がそこで戦った真の相手は中国系住民だった。果してマレー戦後の華僑粛清と掃討は「虐殺」だったのか?日本軍に被せられた「汚名」を、40有余年、胸に封印してきた著者が渾身の取材で明らかにした戦争と歴史の真実。
目次
昭和が終った日に
第1章 なぜ今、マレー半島か
第2章 シンガポール粛清事件
第3章 華人の告発
第4章 マラヤ3月掃討と戦犯裁判
第5章 検証、そして疑問、また検証
第6章 粛清と掃討はなぜ行なわれたか
第7章 ジャングルから出てきた抗日軍
第8章 敗者の悲惨
第9章 義父のこと
第10章 いまだ終らぬもの