河童が覗いたトイレまんだら

河童が覗いたトイレまんだら

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  • サイズ B6判/ページ数 354p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163444000
  • NDC分類 527.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

覗くことでは日本一の眼力を持つ河童さんが50人の有名人宅トイレにコンニチハ。作家、タレント、女優らの思いがけない魅力を紹介

内容説明

究極のピーピング。“覗きの河童”は遂に人サマのトイレを上から覗いた!トイレを通して見えてきたものは?意外な素顔、初めて聞くエピソード、糞尿学的文化論。卓抜な絵ッセイ56篇。

目次

椎名誠さんの巻
安部譲二さんの巻
岩城宏之さんの巻
洋の東西 昔の便所
三木のり平さんの巻
ミジンコ騒動の巻
田島征三さんの巻
昔の便所はこうだった
清家 清さんの巻
宇宙船のトイレ
山藤章二さんの巻
アジア各国のトイレ
永六輔さんの巻
厠からトイレ
河童んチの巻〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TakaUP48

48
筆者と今は亡き著名人も含めた50人のトイレを覗かせて貰い精密な絵で描写し、取って置きのトイレにまつわる話を聞き出す。何とも面白い企画だが、興味は脱線物に釘付け。坂田明氏のミジンコ愛とそれに引きずり込まれ高価な顕微鏡まで購入した筆者は凄すぎ!ミジンコの心拍数、生んだ子どもの数などへえ~の連発。九重親方から聞いた力士用サイズの便器あり。東洋西洋の昔のトイレも面白いが、アフリカなど渦巻き模様のトイレになるほどとうなずく。トイレを隠れ蓑にする人や気にしない人。でも、ひとりぼっちでホッとする唯一の場所には違いない。2022/01/28

Tadashi_N

31
有名人のトイレのバリエーションに驚き、トイレからつながる話題の多様さにも驚く。2018/11/25

おおた

17
コケ的にはトイレと言えば写真家の伊沢正名さんを思い出す。「糞土師(ふんどし)」としてトイレを使わない生活を送られている。一方本書はトイレの本で、画家の田島征三さんがトイレは使うけれども、肥料として再利用している話(やめたらしい)が掲載されている。世界の別の場所では公衆の面前ですることもあるかと思うと、話している人が多いように心理状態がトイレに与える影響は大きい。集計すると40%の家にウォシュレットが設置されていた頃の話。2018/11/11

ぺんぐぃん

3
30年前発行の有名人のトイレの鳥瞰図と持ち主の取材。トイレの鳥瞰図は当然ながら見事な表現力。トイレに長居する人、しない人、こだわる人等それぞれに人柄が現れていて興味深い。それにしても著者の人脈の広さには瞠目。トイレを見せられる程信頼関係が築けている人がこんなにたくさん、しかも幅が広い!番外編のコラム記事も興味深く、読み応えあり。30年前東京の社宅で和式トイレを使っていたり、子供のころ友達の家の濡れ縁の突き当り、坪庭に面した引き戸の汲み取り式トイレや軒からつるした手洗い水タンク等、懐かしく思い出した。2020/10/06

青行灯

1
只今 河童ブーム中2013/12/02

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