フィリッピーナを愛した男たち

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フィリッピーナを愛した男たち

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163437903
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

セックスを金で買うと非難されてきた男たち。だがフィリピーナが出稼ぎに来るようになって十年、ぎこちなく真剣な関係が生まれた

内容説明

この3年間、日本に働きに来たフィリッピンの女性と結婚する男たちが、全国の都市で激増している。正式な夫婦だけで一万組、彼らはいま、アジアとの新しい関係をつくりはじめた。

目次

プロローグ ニッポンの男、頭おかしいか
第1章 神様からのギフト
第2章 帰ってこない妻と娘
第3章 追いかけたきた男たち
第4章 茨城によく似た風景
第5章 故郷を捨てた男
第6章 浦安の小さなフィリッピン
エピローグ ジャパゆきさんの結婚元年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

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第21回(1990年)大宅壮一ノンフィクション賞受賞。日本人男性とフィリピン女性との結婚を描く。所得格差から「ジャパゆき」さんと呼ばれたフィリピン女性たちの生きざまは強くしたたかである。冷静に読むと、金で繋がった関係は日本男性が単にたかられているだけに読めるのだが… かつてフィリピンに女を買いに行った時代から、大量のフィリピン女性が日本に流れ、結婚する時代になり、事態は複雑化している。日本女性にない何を求めてフィリピーナと付き合うのか? 日本男女の壊れたあり方が垣間見られる気がする…そんな本だった。 2014/05/02

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