出版社内容情報
宿酔のあしたに思うのは故郷、家族、さすらいの遠い日々。そして異国で出会った人々のやさしい眼差し。伊集院静の処女エッセイ集
内容説明
宿酔のあしたに思うのは故郷、家族、さすらいの遠い日々、そして異国で出会った人々のやさしい眼差し。人はさまざまな思いの中で優しくなる。伊集院静の処女エッセイ集。
目次
あの子のカーネーション
父のプロ野球論
ボン・ボヤージュ、旅人よ
役者になりたいＳ君へ
薮入り
ハイカラさんが通る
アカデミー賞の夜
雀荘・ブラックホール
ジュリーが一番
老勝負師の財布
京の初恋・無言参り
甲子園・胸をはるエース〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gin&Tonic
11
1988年4月〜1989年4月、週刊文春に「二日酔い主義」のタイトルで連載していたエッセイ。味があって沁みる。1篇5,6頁と短いのですが、やっぱりと言うべきか、酒、野球、ギャンブル、家族友人のエピソードが多いです。麻雀＝ブラックホール（宇宙の大法則の体現）論とか、なんかちょっと笑ってしまいました。なるほど。2015/08/15
