クロワッサン症候群

クロワッサン症候群

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163427201
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

偉大なる女性誌クロワッサン、創刊時の同誌の影響を受けた女性たちはその後どう生き、いまどのようなライフスタイルをしてるか

内容説明

偉大なる女性誌「クロワッサン」は創刊当時、向田邦子、桐島洋子、市川房枝などをオピニオン・リーダーとして「自立する女」「翔んでいる女」など、新しいライフスタイルを打ち出し、当時の20代後半の女性に多大の影響を与えた。あれからおよそ10年、彼女らは30代の半ばから後半を迎えているが、この世代は他の世代に較べ、キャリアウーマン、シングル指向が強く、その影響を色濃く残している。女性誌ジャーナリズムが女性たちの生き方にどのような影響を与えていったか、著者自らの体験と重ねて描くとともに、ジャーナリズムの責任の大きさを、女性誌を通じて改めて強調する。

目次

プロローグ クロワッサン症候群とは
第1章 女性誌の影響力(女の時代到来;クロワッサン御用達文化人;拝敬 桐島洋子様;向田邦子はOLの星だった)
第2章 クロワッサン症候群の女たちは今(30歳の留学;企業でがんばる;とらばーゆ人生;マンパワーの女;とにもかくにもウェディングベル)
第3章 豊かな時代
エピローグ クロワッサンは変った

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

3
フェミニズムあれこれ。本書(1988)と酒井順子『負け犬の遠吠え』(2003)を入手して眺めている。1970年代後半の20代女性はノンノやアンアンやJJを卒業したが、婦人雑誌にはまだ早いという年齢。その層への新しい女性誌として、『クロワッサン』が読者をつかむ。同誌は1979〜81年に結婚よりもキャリアだ仕事だ独立だ、と煽った。団塊ジュニアな自分はフリーター礼賛とかサラリーマン批判とかを真に受けて人生を棒に振ったので…まぁ、間抜けな女がバカを見ただろう。いまのツイッターフェミニストも同じだ。2020/07/04

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