出版社内容情報
冒険家であり、勇気の人であった報道写真家の伝説に満ちた生涯を丹念に辿り、ブタペストでの青春からスペイン戦争従軍までを描く
内容説明
ブダペストの青春から、スペイン戦争従軍、そしてアメリカへ。伝説に満ちた報道写真家の、冒険家的生涯の意外と真実。「ちょっとピンぼけ」の空白部分に斬りこんだ傑作伝記。
目次
ブダとペスト
そこに1台のカメラがあれば
暗室助手
ベルリンを逃れて
左岸の日々
最初のレッスン
ゲルダ
恋におちて
映画への夢
キャパ誕生
奴らを通すな!
崩れ落ちる兵士
礫にされた町
戦場から戦場へ
明日にはもっと
長い葬列
生み出される死
4億の民
別れの儀式
ニューヨークへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hong Kong
5
旦那に”知ってるこの人?”と教えてもらって、読んだったんだな。2005/10/16
sheemer
1
過去に読んだ本。Rウィーランのこの「青春」と「死」は、キャパ本人による「ちょっとビンぼけ」の詩的で情緒的な記述を客観性で補完するようにして、全体としてキャパの全体像を浮き彫りにするのに役立っている。なかでも「青春」は、あやふやだがエネルギーだけはあった、加藤登紀子が唄う「嵐のような毎日が燃えていた」時代のキャパのイメージをつかむことができる。戦地の写真だがヒューマンで温かい写真(特に子ども)を撮っていたキャパの人柄を感じることができる。2019/01/24
ポン
1
ロバートキャパとは誰なのか。『崩れ落ちる兵士』は誰の手によって撮影されたものなのか2013/11/22
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