十津川警部 京都から愛をこめて

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  • サイズ B40判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163299303
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

テレビ番組で紹介された「小野篁の予言」。放映されたのち、京都では次々と怪事件が起きる。十津川が挑む「京都1200年」怨念の歴史。

内容説明

お宝鑑定番組「本物か偽物か」で紹介された「小野篁の予言書」。そこには今より千二百年後に京都で災いが起こると記されていた。霊界と現世を自由に行き来できたといわれる、平安時代の人物・小野篁が、現代に生きる我々へ「戦イ退治セヨ」と呼びかけていたのだ。この番組を見ていた十津川の元に「予言書」を持ち込んだ人物がやってきた。彼の口から語られた「予言書」の忌まわしい来歴。そして番組の放映後、京都で次々と奇怪な事件が起きる。十津川は京都へ赴き、府警と連携しながら事件解決の鍵を見つけ出す。

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。都立高校卒業後、作家を目指し多くの職業を経験。63年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。65年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞を、81年に「終着駅殺人事件」で第34回日本推理作家協会賞を受けた。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を、10年には第45回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syo

13
京都。 晴明神社にも行ったけど…。 小野篁、安倍晴明。 なんだかなぁ。 これはダメ。2015/01/03

雨巫女。@新潮部

10
《母‐図書館》なんか中途半端な結末。結局なんだったの。2013/05/18

まり

7
図書館本。不思議な話。結局、犯人がよくわからず…目的もわからず…最初の発端になった人も結局、ただの引っ越し?それとも行方不明?わからないことばかりで終わってしまった。これは殺人事件じゃなかったなぁ〜。まぁ、タイトルも殺人とかなかったけど…。何か消化不良。2023/07/15

kaizen@名古屋de朝活読書会

4
京都ものというと,山村美紗の作品かと思う。 小野篁の予言書という古典的要素が入り, 京都を縦横無尽に暴れまくり,活躍する。 なぜ十津川警部がいるのかが不思議な気もする。 山村美沙の作品なら別の警部のはずだからだろうか。2012/07/15

たけとり

3
小野篁や京都の神社、特に平安時代の怨霊信仰に関する説明はしっかりと描かれているので、そちら方面に興味があると面白いかと思います。ただ、ストーリー展開が酷い方向に突き抜けていて、読後に「おい、編集仕事しろよ!」と思わず突っ込んでしまいました。十津川警部に預言書を託して消息を絶った夫妻から始まり、祇園の芸妓さんが殺されたのも、見つかった首無死体の事件も、同じ小野篁の預言書を持っていた大学教授が殺された事件も、犯人の正体も全部スルーってどうなの……('A`)2012/05/02

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