出版社内容情報
秋葉原で女性の最期を看取った浅見光彦は、淡路島で思わぬ事件に遭遇する──。信仰、民俗が交錯する浅見シリーズ異色の最新作!
内容説明
古事記の「国生み」神話、伊勢・奈良の遺跡、政治家と大企業の癒着、新興宗教…すべてがひとつにつながったとき、底知れぬ闇が浅見を戦慄させる!せまりくる危機、動機なき殺意。最もおそろしいのは人の心に棲む鬼。追い詰められた浅見の命をつないだものは―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taka
34
浅見光彦シリーズ、上下巻のボリューム満点の作品。淡路島を舞台にカルト宗教チックな面々が絡む事件に探偵浅見光彦が挑む。また一つ内田作品の未読本が減ってしまった寂寥感。2020/03/04
anne@灯れ松明の火
12
淡路島だけが舞台かと思ったら、地元三重が登場! それも、斎宮から松阪。宇気郷が北緯34度32分線上とは驚いたなあ。困った時の神頼みしかしない私には、宗教というものは、何だか難しく、恐ろしい。知人にも熱心にある宗教を信仰している人がいる。自分自身がそれで救われるなら、それをどうこう言う気はない。ただ、それが常軌を逸すると・・・・・・。2012/04/22
Mayu
10
浅見さんの見事な推理ぶりは読んでいて爽快です。解決の仕方が、宗教絡みだとそうなるの?代議士絡みだから?少し納得いかない部分んもありつつ、小説として!充分楽しみました。2019/01/24
asa
7
まぁ上巻から下巻へ一気に読んでしまいました。本当に最近浅見シリーズにハマってるな。また真犯人はこういう結末ですか。でも、読むの止められないんですよね2011/09/19
しゅー
5
読んだ2019/03/06