内容説明
娑婆に戻った瓢六が江戸っ子芸者・お袖、堅物同心・弥左衛門と難事件を追う人気シリーズ第三弾。
著者等紹介
諸田玲子[モロタレイコ]
1954年、静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務ののち、向田邦子ドラマのノベライズや翻訳を経て、小説執筆を開始する。96年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第二十四回吉川英治文学新人賞を受賞。07年『奸婦にあらず』で第二十六回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くろすけ
13
しまった~。 3作目だってちゃんと教わってたのに!1作目から順々に読もうと思ってたのに! 図書館で見つけてつい借りてきてしまった…。でも十分楽しめました(*^_^*) 瓢六さんの色男っぷりも、お袖さんとのラブラブっぷりも、それから弥左衛門さんや瓦版仲間たちとの固い友情も、良かったぁ~~~(#^.^#) すれ違う父娘の情愛は胸が痛かったな…2013/10/27
宇宙猫
5
★★★☆ 安定した面白さ。2015/07/13
ケイプ
5
あくじゃれ瓢六シリーズの第三作目。いい男は外見だけじゃないよね、中身もしっかりしてなくちゃ。絶世の色男瓢六がちょっと変わったぞ、次作が楽しみ。2013/08/31
ゆずこまめ
5
飄六が弱味を見せたり、人間らしくなってきた。なかなかいいです。ほろ苦い話ではあるけれど、弥左衛門と飄六の絆は強くなって嬉しい。まだシリーズが続くといいな。2012/04/06
るぅく
4
シリーズ3作目で、長編の形をとっています。ここに生きている登場人物は3作目になると、ちょっと思いいれも出てきて話の展開に・・・寂しくなってしまいました。ますます弥左衛門と瓢六の中に信頼感が増してますね。今後もまだ続いてくれるのでしょうか、心待ちにしたいと思います。表紙の男前は瓢六でしょうか・・・かっこいいですねぇ。2009/06/21