出版社内容情報
沖縄返還にまつわる政府の機密文書を入手した新聞記者と、ニュースソースの女性秘書が逮捕された「外務省機密漏洩事件」に材をとり、ひとりの男の挫折と再生のドラマとして再構築。国家権力に完膚なきまでに叩きのめされ、職も、家族も、誇りも失った男が辿り着いたところは――。
取材・執筆に8年を費やした著者待望の巨篇!
雑誌連載時から大反響を呼んだ大作(全4巻)がついに刊行開始。戦後政治の闇に挑んだ新聞記者の愛と挫折、再生のドラマを、徹底取材で描く。
内容説明
毎朝新聞政治部記者、弓成亮太。政治家・官僚に食い込む力量は天下一品、自他共に認める特ダネ記者だ。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材の中で、弓成はある密約が結ばれようとしていることに気づいた。熾烈なスクープ合戦の中、確証を求める弓成に蠱惑的な女性の影が―。
著者等紹介
山崎豊子[ヤマサキトヨコ]
大阪市に生まれる。京都女子大学国文科卒業後、毎日新聞大阪本社に入社。昭和32年、処女長編「暖簾」を刊行。翌33年、「花のれん」で第三十九回直木賞受賞。以後、それまで聖域とされていた分野をテーマとし、意欲的な長編を発表し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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