妖異川中島

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163279701
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

鎬を削るライバル企業の越後実業と甲州商事。上杉謙信と武田信玄を信奉し、「越後の龍」「甲州の虎」と呼ばれている両社の社長は、互いに後継者問題を抱えていた。そんな折、両社のキーマンの怪死事件が起きる。なんと一人は直江兼続の鎧の中で殺されていた。互いにライバル会社による凶行だと訴えるが…。十津川警部は事件解決の鍵を探るべく戦国時代の歴史を紐解き、そこに思わぬ因縁を見つける。

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。都立高校卒業後、作家を目指し多くの職業を経験。63年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。65年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞を、81年に「終着駅殺人事件」で第34回日本推理作家協会賞を受けた。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞、08年、著作累計発行部数が2億冊を突破した。神奈川県湯河原町の「西村京太郎記念館」では今までの著作や生原稿などを展示中。また、ゲームソフト「DS西村京太郎サスペンス新探偵シリーズ」も発売され、更なるファンを獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tac

2
最近の西村作品は、もはや推理小説としては読んでいないのですが、本作は、1/3くらいが歴史小説ですね。現代に蘇る川中島の合戦という話なのですが、事件および推理は、完全に戦国時代の歴史を辿っているだけですし、犯人は、後半になって初めて出てくる組織の一員でした。そもそも合戦は、企業同士の事業としての戦いだったはずなのが、最後には、戦国コスプレ祭(?)になっています。2009年に出版された作品なのですが、その年の大河ドラマ「天地人」とのタイアップだったのかな?表紙の直江兼続の顔が、妻夫木聡に似ているように思える。2013/02/04

えー。

2
二時間で読んだ。上杉家が好きな私としては嬉しい結末だが、推理小説と言うより、歴史小説(笑)2012/05/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/394510
  • ご注意事項

最近チェックした商品