夏のくじら

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163273303
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は、空から海へと吹き抜ける。一途な思いを秘めて、踊る青春群像。

著者等紹介

大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。現在、神奈川県在住。書店員として働いた経験を元にしたミステリー『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』(東京創元社)で2006年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

158
高知よさこい祭りの青春物語。花メダルがイイネ。2015/06/01

takaC

78
篤史はイマイチ感情移入しにくいキャラだったが、物語はなかなか面白かった。熱いね、若人。2011/01/30

punyupunyu

73
よさこい祭りにのめり込んだひと夏。熱気が伝わってくるような話でした。ストーリーは盛り上がりに盛り上がって頂上に達した瞬間に閉幕。物足りないような、これが一番良い終わり方のような、、、そんな感じの読後感です。2012/10/20

kotetsupatapata

58
星★★★★☆ 高知のよさこい祭りを舞台にした青春物語。 どうしても祭りの主人公である踊り子に目がいきがちですが、裏方に徹する三雲が目映ゆかったです。 正直お祭りって、身内だけで騒いで楽しんでいるだけで、あまり関わりたくはない分野だったのてすが、高知市民の祭りに懸ける情熱や想いが伝わってきて、祭りに対する自分の認識も大きく変わりました。 序盤カジに食ってかかった子供っぽかった篤史が、祭りを通して成長していく様が見られました。 最後愛しの君に出会えて良かったね😃 2019/08/25

はる

57
よさこい~♪ お祭りの臨場感・高揚感を満喫しました。暑い夏に読みたい、爽やかな青春小説。若者たちが躍動する姿がきらきらと眩しい。終盤、様々なことが繋がっていく展開にドキドキしました。ただ主人公の大学生、暗くイジけた子かと思ったら軽口をたたいたりして、ちょっと性格が摑みきれなかったです。2017/07/21

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