院長の恋

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163272900
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

よく見ておきなさい、あれが恋という病気よ。佐藤愛子85歳、これが最後の作品集。

著者等紹介

佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第六十一回直木賞を受賞。夫が作った多額の借金を返済せんとする気丈な女主人公を描き、以後、独特の可笑しみと切なさが伝わる作風で、多くの読者を魅了し続ける。昭和54年「幸福の絵」で第十八回女流文学賞を受賞。父・佐藤紅緑と兄・サトウハチローを始め、佐藤家の荒ぶる魂を描いた『血脈』の完成により、平成12年に第四十八回菊池寛賞を受けた。人生に対する深い洞察に裏打ちされたエッセイも根強い人気を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒豆

6
久しぶりの佐藤愛子の短編。わかっていても恋はか?中断した血脈を再開しようかな?と思わせられた。2016/08/26

decomo

4
佐藤愛子さん、ホントに面白い。サクサク読めて、ちょっとしたオチがあるのが最高です。2018/12/16

σ(-。-)

4
寂寥感のみが残る短編集。佐藤愛子にすると、直木賞など、新人賞みたいなものか。小説家らしい小説。2012/07/27

takakuramie

4
人間の切なさと馬鹿者さ加減がよおおくわかる。最後の一編が面白すぎた。新幹線のなかで笑いを堪えるのが大変だった。光江最強2011/12/28

あつひめ

4
佐藤さんの作品は、大正生まれとは感じられないウイット感あふれる作品でもっともっと読んでみたくなった。ダメ男特集のように・・・恋に溺れるもの、女に溺れるもの、言いたい事を伝えられずに飲み込まれて行く者・・・。いろんな男を描いている。タイトルの「院長の恋」は、恋に溺れ盲目になっていく様が何ともイライラしたけど・・・あっけない別れに苦笑してしまった。2009/11/28

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