カイシャデイズ

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163268507
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

けっこう熱血な営業チーフ、古臭い二枚目顔の施工監理部、掟やぶりのヒラメキ型デザイナー。彼ら“魔のトライアングル”と同僚たちが織りなす内装会社の愉快でアツい日々のお仕事。

著者等紹介

山本幸久[ヤマモトユキヒサ]
1966年東京都生まれ。中央大学文学部卒業後、会社勤務を経て、編集プロダクション勤務。2003年「笑う招き猫」(「アカコとヒトミと」を改題)で第十六回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

115
こういう会社楽しそうでいいな。2011/02/04

七色一味

96
5月最後の読破本です。大企業ではなく零細企業を、千代田区丸の内のきらびやかな、でも間に「冷徹」というガラスがあるようなオフィス街ではなく、大田区蒲田の機械油と鉄の焼ける匂いのするような、職人魂とでも言うか暖かな血の通った町を描いたような、日本の経済の姿はこうなんだ、と主張するような作品です。登場する人は皆、なんだか人間臭くて、ちょっと嫌な奴や面倒くさい奴や鼻持ちならない奴がいるんだけれど、彼らが何だかんだでうまく噛みあいながら仕事をこなしていく様は、なんだか羨ましく感じてしまいます。じんわり胸に染みます。2012/05/31

ぽぽ♪

87
小さな内装会社で起こる、日常のお仕事小説。キャラクターが皆立ってていい味出してます。新人の痛さ、ベテランゆえの固執など、読んでいて痛かったり、応援したくなったりと、感情移入しやすかったです。オムニバス形式なので、どれもラストは前に進んでいくのが良いです。2014/08/27

ゆみねこ

70
小さな内装会社ココスペースを舞台にしたお仕事小説。アヒル、凸凹と読んでこれが3作目。順番は逆になってしまったけど、そんなことは気にならず楽しく読了出来た。凸凹のあの人の登場は嬉しかったな!大屋さんが一番好きで、あとは高柳・篠崎・隈元のトリオがいい!こんな会社で働いたら楽しそうだ。2013/04/16

pika

60
これは面白かった~。内装会社ココスペースで働く一癖も二癖もある社員達が交代で主役になっていく連作短編お仕事小説。タカさん、シノ、クマの三人組がいい。タカさんの懐の深さ、こんな上司だったらいいなっていう理想の上司ですね。『凸凹デイズ』のあの人が出て来たのも嬉しかった。山本幸久さん、まだ2冊目ですが、かなり好み。なんで今まで読まなかったんだろう。いや、その前に読者メーターのお陰で出会えたことに感謝です。2013/02/17

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