海洞―アフンルパロの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 604p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163252308
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

激動の昭和を生きた一族の栄枯盛衰の物語。アメリカ留学から帰国した主人公・清隆の精神的遍歴を壮大なスケールで描く。

著者等紹介

三浦清宏[ミウラキヨヒロ]
昭和5年(1930年)、室蘭市生れ。東京大学英文学部中退、アメリカ・サンノゼ州立大学卒業後、アイオワ大学ポエトリー・ワークショップ修了。63年、「長男の出家」で第九十八回芥川賞受賞。元明治大学理工学部教授。心霊研究者としても有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Junko

14
大浦清隆がs38年、23年振りに生まれ故郷室蘭に帰って来た所から始まる。平成十四年4月から「室蘭民報」の週末、125回にわたり載った新聞小説が一冊の本になった。戦時中、肺浸潤で亡くなった母が肌身離さず持っていた『観音像』への思いと家は東京にありながら、母親の実家、写真館(時代の先端)での幸せだった幼いころの思い出。半年は母親が実家に帰っていたので、室蘭への思いが強い。叔父で政治家・南原徳三(南条徳雄)と大きく関わっている。2018/06/10

Hina Tomiishi

2
高度経済成長期に生きる人々、アイヌの神秘性を交えて書かれた長編小説。 読むのに抵抗ある厚さの本かもしれないが、純文学が好きな人は楽しみながら読めるかと思います2019/01/13

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