内容説明
フライフィッシャーである江戸川乱歩賞作家が詐欺の世界に毛鉤を打ち込む。へそ曲がりの孤独な料理人・木之下は渓流釣りに出かけた山奥で、三人の人間に出会う。飄々とした老人、偏屈な美少女、いわくありげな若い女。彼らは「人助け」に木之下の釣り師としての腕と知恵が必要だという。狙う魚は、老人を喰い物にする男前の詐欺師―。騙すつもりが騙されて、虚々実々の駆け引きの幕があがる。
著者等紹介
三浦明博[ミウラアキヒロ]
1959年宮城県生まれ。明治大学商学部卒業後、仙台市の広告会社でコピーライターとして勤務ののち、1989年に独立。2002年『滅びのモノクローム』で第48回江戸川乱歩賞を受賞しデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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