インシテミル

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  • サイズ B6判/ページ数 447p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163246901
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

期待の新鋭が描く究極の殺人ゲーム。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

167
悪意に満ちたロールプレイングゲームのような設定。ミステリに造詣が深ければ、また違った読み方をしたのだろうなぁ。探偵役にもワトスン役にも縁遠く「そんなまさか!」と叫ぶ役を割り振られるであろう私には、理不尽でブラックな展開が辛かったです。でも不思議と読後感は悪くないんですよね。。。誰にも感情移入はできなかったけど、最後の最後まで気が抜けない物語でした!ええ!!言葉通りに、最後まで。2010/03/18

takaC

157
明鏡島実験のレポートはまだ先のことでしょうかね?2012/05/29

mikea

145
ストーリーセラーの短編を読んでから米澤さん気になって、図書館へ予約したこの本・・・。怖かった~!!!登場人物とルールを確認するため、何度も前のページに戻っては読み、戻っては読みを繰り返しました。中盤から、怖くて気になって、一気読み。単純な頭の私には複雑に感じたので、映画も観てみよう~。読んでる最中は「バトルロワイアル」「そして誰もいなくなった」と東野圭吾の加賀シリーズ「卒業」を連想しちゃってました。2010/10/08

kishikan

138
この本の中にも出てくるが、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を髣髴させるクローズドサークルミステリー。どこか森博嗣の作品にもこのようなつくりの「館の殺人事件」があったが、読者としては、こちらの方が頭を使う必要があるような気がする。しかし、噺の展開、スリリングという点では「僕は森の作品の方が好みだ」とは言うものの、インシテミルもなかなか面白く、甲乙つけがたい魅力を持っている。2008/08/15

らぴ

128
米澤さんは本格ミステリが本当に好きなのだなぁ。ところどころに散りばめられた、過去のミステリ作品へのオマージュが楽しい。クリスティから最初のメモランダムのドイル、と来て、次はなんだろう……とワクワクした。本格と言うにはゲーム色が強いところがまたおもしろい。主人公の思考がところどころおもしろく、誰もが探偵向きに見えないところも「やられた!」と感心した。米澤さんはやはり一筋縄ではいかない。2009/12/14

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