内容説明
あなたの胸のうちに、たましいのふるえるような愛のさけびはあるか。自分の居場所を探しつづける人たちのための壮大なファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mataasita
7
虐げられてきた人たちの物語。ファンタジーな世界のおとぎ話であるが、ラストには少しひっくり返る。だけどその話を紡いだ人もその夫もいなくなり、一人ぼっちになる。例えバットエンドのストーリーでも周りの人物が嫌なやつだろうが、救いがなかろうが物語を語り、聞くというのが「生きる」ということだとこれらの短編は伝えている。しかし、本当に暗い話ばかり。こんな商売あったら面白そうという不思議な職業はいっぱいあった。夏休み6冊目。2020/08/09
non
0
救いがない・・でも、切り捨てられない。2012/10/17
ねむこ
0
明川さんは優しいよ。2008/04/28