内容説明
信太郎の目が見えなくなった。人情の綾に絡めとられた、おぬいの決断とは。江戸の空気感をまぶたの裏に浮かびあがらせる、連作時代小説。
著者等紹介
杉本章子[スギモトアキコ]
1953年福岡県生まれ。ノートルダム清心女子大国文科卒。79年『男の軌跡』で第四回歴史文学賞佳作に入選。89年『東京新大橋雨中図』で第百回直木賞を受賞。『おすず』で第八回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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