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小判商人―御宿かわせみ

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163238906
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

るいと東吾の忍ぶ恋から始まった物語もついに30巻。開国直前の江戸を舞台に、成長した新世代の活躍もめざましい、全7篇を収録。

内容説明

混沌の世情、私利私欲に走る金の亡者に東吾と源三郎、そして麻太郎と源太郎が立ち向かう。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jima

6
「青江屋の若旦那」異母兄弟、祖父母の心が温まる話がよかった。2013/01/06

ときわ

5
結婚してかわせみを出たお石の代わりになる女中として、まだ14歳のお晴がやってきた。かわせみではこの前桂庵から女中を雇って困ったことがあったので、伝手をたどってきた子は信用できる。千春と年も近いし、るいとお吉のようになると良いな。「明石玉のかんざし」は感動した。お浅の背中にあったのは母親の満足か悲痛な諦観だったのかとあるが、店のことは一人で始末をつけるという誇りもあったと思いたい。「文三の恋人」彦右衛門は立派な親方だが、仕事の修行を極めることと幸せとは必ずしも両立しない。文三はきっと幸せになれるだろう。2020/08/21

のんの

3
表題の「小判商人」は、換金レートの話が苦手なので、読みながら深く考えないようにした。母の愛情が感じられる「明石のかんざし」の話がお気に入りかな。「文三の恋人」は、最後、そっか、そうなっちゃうんだと少し切なかった。2021/03/22

kagetrasama-aoi(葵・橘)

2
第三十三作目。「稲荷橋の飴屋」で、お石に代わる女中お晴が登場、「手妻師千糸太夫」で、あのお秋の消息が知れたり、「文三の恋人」では水売の文三のあれからが書かれたり。時が過ぎて行く=明治になるってことですよね。このまま江戸情緒たっぷりの”かわせみ”を楽しんでいたいなぁ……と思いながら読んでいたこと思い出されます。表題のお話では東吾大活躍!まだまだヤンチャなんだなぁ!と思わず微苦笑。麻太郎と源太郎は東吾よりお行儀が良い印象です(≧▽≦)。「初卯まいりの日」こういう温かいお話、癒やされました。2017/10/02

めぐみこ

2
【再々読】水売り文三に菊花亭秋月が再登場。芸人を引退したお秋は幸せそう。文三も幸せになって欲しいな。「明石玉のかんざし」のお浅の母心がぐっとくる。2013/03/24

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