出版社内容情報
天山山脈に広がる草原で、カザフ族の少年と著名な物理学者が運命的に出会い、宇宙の真理を語り合う。あの名作が再び絵本になった!
内容説明
カザフ族の少年と、著名な物理学者が天山山脈の麓で運命的に出会い、宇宙の真理を互いの世界観で語り合う…あの幻の名作がついに蘇った。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県生まれ。1977年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー
たむらしげる[タムラシゲル]
1949年、東京都生まれ。少年時代に夢見た空想世界を題材にして、絵本、漫画、映像など、さまざまなメディアを通して作品を発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
13
ハッキリとしたグラフィックな絵なのに色遣いがシックで落ち着き、文章に馴染みやすい。お年寄りの澄んだ目の人っていて、そうゆう方に出会った時って私は何故かドキドキと感動してしまいます。老物理学者もまた然り。ウインクしたりときめいたりと、心は少年のよう。山脈の草原にいる少年に対等に話しあい、NOとは言わずに寄り添う言葉の掛け合いが面白い。「この宇宙にはね、羊と羊じゃないものからできているんだよ」興味を持つって若さの秘訣だなぁと本の本質とは違うけど、そんなことを思いました。こうゆう絵本をもっと読みたいです。2016/12/24
Greatzebra
13
「星の王子さま」ですね、これは。2016/01/24
さく
12
物質は時間を入れるための器で、時間は物質を入れるための器。羊の理論。2016/05/22
Keystone
11
羊の理論、ああ、なんて素敵な響き。可愛くて、暖かくて、とてもシンプルな宇宙の理論。絵も、世界観も、大好き。2014/02/01
りゅう
8
物を考えることは、いつも自分の中のパターン化してしまっているが、ガラッと変えることで、面白味が増す。これが出来たら、かなり楽しいよな〜2014/01/09
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