出版社内容情報
風俗の世界に蹂躪された少女、悪質な集団自殺サイトの魔の手・・・。
ブクロのトラブルシューター・マコトが今日も事件解決に奔走!
内容説明
続発する集団自殺を、呼びかけるネットのクモ男、風俗スカウト事務所の集団レイプ事件、中国の死の工場を訴えるキャッチガール…ストリートの今を鮮やかに切り取る新世代青春ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
松下左京
46
2日続けて読んでも飽きないのはハリポタとこの池袋ウェストゲートパークくらいかなぁとつくづく思う(笑) 冬戦争のよりもこちらの反自殺クラブの方が波乱万丈な気がするが、Gボーイズの出る役割が少ないのが良い意味でも悪い意味でも作品に影響を与えていると思う。2019/04/14
mazda
41
かっこいい、というのが感想。「死に至る玩具」は、人命がどれくらい軽く扱われているのかということと、それに対抗して戦う姿が印象的だった。短編でさくさく読めるので、おススメです。2014/03/25
aax74370
34
★★★★☆ このシリーズは、相変わらず読み易くて面白いんですが、短編なんで あっさりと話が進んで終わってしまうのが、少し残念な気がwww だけど、集団自殺、中国の下請工場の話など 暗く重ためのテーマ 大好きです♪ まだIWGP積んでるんですが、連続読みは少々飽きてくるので 別の作家を挟んで 時間を開けて 続きを読みます♪ 2014/02/12
Yuki
14
相変わらず人情に厚いマコト。悪質な風俗の事務所に囚われた女の子を救い、劣悪な労働環境の下亡くなった子の妹を手助けし、自殺を止めるために駆け回る。縦横無尽な活躍ぶりですが、時には詐欺師に出し抜かれることもあり…。結構エグい事件とかもあるけれど、ラストでスカッとしたりほろっとしたりできるので、このシリーズは楽しいです。2018/08/29
ちゃちゃ
11
いつものことだけれど、書き出しがとても素敵。マコト君の呟きの最初の一節にいつも引き付けられます。今回はキング要素は薄めでしたね。でも、人形のお話では、マコト君が日本人代表として(?)頑張ってくれて嬉しかった。マコト君に会えた人は幸せだね。2021/02/13