内容説明
笑いあり、涙あり。正月の餅搗きや花見に酔い痴れたり、思いがけない恋愛や、不意に訪れる死という現実も…。元アングラ劇団スターにして三十六のバツイチ男、後藤善男の「八方園」にようこそ。
著者等紹介
佐川光晴[サガワミツハル]
1965年、東京都に生まれる。北海道大学法学部卒業。出版社や食肉処理場に勤めながら小説を書きはじめる。2000年に「生活の設計」で新潮新人賞を受ける。2002年に「縮んだ愛」で野間文芸新人賞を受ける。三度の芥川賞ノミネートなど、新しい作家として注目されている。埼玉県志木市在住
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