青い空

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  • サイズ B6判/ページ数 705p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163230306
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

構想三十年!幕末から明治へ、キリシタン類族として生まれた若者を通して日本人の信仰と宗教を問う、著者初の長編歴史小説!!日本はなぜ神のいない国になったのか。

著者等紹介

海老沢泰久[エビサワヤスヒサ]
昭和25年茨城県生まれ。国学院大学卒業。同大学折口博士記念古代研究所勤務ののち、著述に専念。63年「F1地上の夢」で新田次郎文学賞受賞。平成6年「帰郷」で直木賞を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

27
キリシタン類族の物語。明治になってからも迫害を受け続ける悲惨なキリシタン史。主人公を中心とした話かと思いきや、幕末から明治維新初期にわたる壮大な歴史物語でした。「長い旅」という章がありますが、ほんとうに長い長い歴史物語でした。2022/05/22

SU

2
宗教と幕末。特に宗教。時間掛かるかなと思ったが、2日で読める位、入り込んで読んだ。渾身の作品だと思いました。2014/06/14

じょう

1
幕末も歴史も苦手なので、一部斜め読みしつつ時間をかけて読んだ。宗教は、弱さゆえに手を出すものだと思ってたけど、偏見かもと思い直した言葉。人は弱く頼るものがないと生きていけない、という主人公の言葉。頼りどころが家族とかなら良くて、宗教がダメな訳ないのかもと思える。たくさん勉強になったし、タイトルを予感させるラストで良かった。2010/06/18

Jaime

1
幕末が好きな人は面白いと思う2008/06/20

にっしゃん

0
文章の巧さは当代随一 読ませる序盤と間延びのなかばとまた引き込む終盤のバランスもさすが 最後に救いがあり、いや、ほんとは、主人公にはあったけど主題のキリシタンにはなかったんだけど、それでも神様ありがとうと思える結末が用意されていて、それをどううけとるかは個個人の問題かなと ストイックで美しい物語でした 読み終わるまで長かったけど2009/03/07

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