内容説明
悪徳刑事ハゲタカの次なる狙いは?渋谷のシマを巡る三グループの争いの中、敷島組幹部が殺される。どうやら原因を作ったのは、神宮署の禿富鷹秋警部補らしいのだが―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
105
シリーズ第3弾はオープニングからエンディングまで、とにかく息つく暇もあたえないままイッキに読ませてくれます。冒頭から渋六の対抗組織「敷島組」の幹部「諸橋」を連れ出し、「マスダ」の元へ案内する「ハゲタカ」。そこからは怒涛の展開で、あれよあれよと話が進みます。今作もこれまで同様にとにかくやりたい放題の「ハゲタカ」のダンナに渋六の幹部二人「水間」と「野田」はすっかり陰すら薄く感じてしまいます。ありとあらゆる人物達の憎愛劇が繰り広げられ、物語は新たなる展開へと進みます。さて、熱量そのままに第4弾へ突入します。2022/07/24
グラスホッパー
5
ハゲタカシリーズを三冊連続して読んだ。十数年前に読んだときは、架空の世界だと思ったけど、ハゲタカのような狂気を持つ人って、現実にもいるんだろうな、と今は思う。その年月で自分も経験を積んだのか。10年後にまた読んでみたい。【再読】2019/04/18
Shu
3
この先どうなるのか。2019/06/27
5〇5
3
ハゲタカの傍若無人ぶりが益々エスカレート。振り回されるやくざが哀れに見えてくるw2014/02/11
まさみつ
3
相変わらず何がしたいのかよく分からない禿鷹氏。今回は渋六だけでなく、警察・マスダ・敷島組全部を引っ掻き回しております。渋六の皆さんが常識的に見えてくるから不思議(笑)。2010/04/19