内容説明
ある日突然、あなたは「ヘル」に迷い込む。ここでは、あなたを殺した奴が平然と暮らしてる。妻は不倫を続けてる。幼なじみはまだイジメを怨んでる。逃げても逃げても追っ手はやって来る―。「もうイヤだ」と思ったって無駄、「ヘル」から逃れるすべはない―七五調にのせていざなう恐怖と哄笑の筒井ワールド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mof
4
天国でも地獄でもない、死んだ人がいくところヘルで起こる話。死んだ後だからか、死んでしまったと信じてるからか、ヘルにいる人達は皆淡々としている。こんな死生観もよいかもしれない。2024/03/23
ちょん
4
終始混乱。誰の夢なのか、誰の地獄なのか、現実なのか。。全然わかりません。読み取れません。残念です。2012/01/25
takao
2
ふむ2024/10/13
そうたそ
2
★☆☆☆☆
4545
1
天国でも地獄でもなく一部の死んだ人間が行くところ「ヘル」。筒井康隆のパラレルワールド。わかったような、わからんような。でも、筒井康隆に引っ張られて一気に読み切ってしまう。 横尾忠則の装丁が良い! 裏表紙の"手"と"家"が何を意味するものなのか、これもまたわからんが。2017/09/23
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