- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 日本文学
- > ミステリー小説 アンソロジー
内容説明
人気作家たちが選んだお気に入りの自作短篇と、忘れがたい他作家の短篇をそれぞれ収録。さらにその2篇にまつわる書き下ろしエッセイを添えた、珠玉のアンソロジー。作家の作品へのこだわりがこれで解る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
11
ミステリかな?これ。短編アンソロジーとしては面白い。自作のベストミステリ、他作のベストミステリ、書き下ろしエッセイの順で載っている。どういう基準で選んでいるのかよく分からないけど、エッセイは面白いし満足ではある。とはいえやっぱりミステリが読みたくてこの本を手に取ってるからコレジャナイ感が…。岩井志麻子と馳星周のエッセイがかなり好き。2025/01/28
aoi
0
人気作家が選んだ他の作家の作品が古いものが多かったのと、独特な世界観(カニバリズムや食育(肉))だったので読みずらかったが、興味深いといえば興味深かった。 しょっぱなの「魔羅節」も、1番最初にこれから始めるのは何だかな、と思ったし。 個人的には恩田さんや島田さん、夢野さんが読めて良かった。特に「瓶詰めの地獄」はまるでアダムとイヴの話みたいだと思った。 カニバリズムの話は実際にあった話を基に書かれた話の様で、何となく聞いたことがあるなと思ったのはその性だったのかも。2017/10/15
言音 / 放置気味…。
0
ミステリー作家が選んだ“もっとも好きな自分の作品”と“もっとも好きな他人の作品”そして選んだ理由を解説したエッセイまで収録された贅沢なアンソロジーの第三巻。 恩田陸の『オデュッセア』は既読。 なんとも言い表せない様な不思議な後味の作品ばかり。ホラーテイストの話が多い。 前から気になっていた、夢野久作の『瓶詰地獄』が読めたのが嬉しい驚き。 山田風太郎の『まぼろしの恋妻』が良かった。2013/02/14
takao
0
武田泰淳 『ひかりごけ』 いわゆる食人事件である。2018/12/18