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内容説明
当代きっての人気作家たちが、自身の作品の中で最も思い入れのある短篇と、過去に影響を受けた、他作家の短篇を選び収録。更にはその2篇にまつわる書き下ろしエッセイを添えた、超強力アンソロジー。これを読めばあなたもミステリー作家になれる。
目次
阿刀田高(「運のいい男」(阿刀田高)
「替玉計画」(結城昌治)
書き下ろしエッセイ 「阿漕な生業」(阿刀田高))
佐野洋(「お試し下さい」(佐野洋)
「葬式紳士」(結城昌治)
書き下ろしエッセイ 「ヒッチコック劇場の時代」(佐野洋))
柴田よしき(「聖夜の憂鬱」(柴田よしき)
「版画画廊の殺人」(荒巻義雄)
書き下ろしエッセイ 「無限のイマジネーションと日常の小さな謎」(柴田よしき))
志水辰夫(「ダチ」(志水辰夫)
「入れ札」(菊池寛)
書き下ろしエッセイ 「頭の隅から」(志水辰夫))
乃南アサ(「かくし味」(乃南アサ)
「夢十夜」(夏目漱石)
書き下ろしエッセイ 「文豪の夢」(乃南アサ))
宮部みゆき(「決して見えない」(宮部みゆき)
「双頭の影」(今邑彩)
書き下ろしエッセイ 「ピカリと閃いて」(宮部みゆき))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
8
図書館本。アンソロジー。収録されているのは阿刀田高、佐野洋、柴田よしき、志水辰夫、乃南アサ、宮部みゆき。それぞれマイベストミステリーとして自作と他作を1本、プラス書き下ろしエッセイ付き。作家や作品に影響を与えたルーツや、何に着想を得て書いたのかなど、おもしろい視点でミステリーを楽しめる。短編なので、結末での驚きを期待して読んでいるけれど、ほぼ期待以上にビックリ&ゾワゾワができた。そしてSF×ミステリーもすごくいい。別腹の満足感。エッセイもこれまた短いながらも読み応えがあった。2024/11/13
今夜は眠れない
4
そうなのか・・・うん。2016/09/24
真朱
2
日本の推理作家が自分のベストと好きな作家の作品と、ミステリーに関するエッセイを発表する珍しいスタイルの作品集。面白かった!それぞれの作家のルーツも垣間見え、「なるほどね」と楽しめる。今後の巻も読んでみようと思う。2013/09/04
言音 / 放置気味…。
2
ミステリー作家が選んだ“もっとも好きな自分の作品”と“もっとも好きな他人の作品”そして選んだ理由を解説したエッセイまで収録された贅沢なアンソロジーの第一巻。 柴田よしきの『聖夜の憂鬱』/宮部みゆきの『決して見えない』は既読。 『匠』という題の通り、どの作品も最後に不思議な味わいがあって良かった。 前から気になっていた、夏目漱石の『夢十夜』が読めたのは嬉しい驚き。 阿刀田高の『運のいい男』/佐野洋の『お試し下さい』/乃南アサの『かくし味』が良かった。2013/02/11
まゆみ
1
名前は聞いたことあるけど、実際に読んだことがあるのは宮部みゆきくらいで、作品は夢十夜以外は初見。作家本人のイチオシというだけあって、レベルの高い話が揃っていた。2019/01/12
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