内容説明
「あたしが死んだら、誰がお盆に呼んでくれるんでしょう」薄幸な女の流されるような人生が精霊流しの哀感と響き合う表題作など八篇収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jima
4
「江戸の精霊流し」「北前船から来た男」が印象に残った。2013/01/02
kagetrasama-aoi(葵・橘)
3
第三十一作目。「北前船から来た男」が一番印象に残りました。麻太郎と源太郎がまるで、東吾と源三郎みたい!段々次世代編に移行して行くのかなぁ、やっぱり、と読みながら思ったこと思い出されます。「野老沢の肝っ玉おっ母あ」は久しぶりに心温まるお話でした。お石はこんなお母さんに育てられたんですね。姉妹でも心掛けで人生が随分違ってしまう……という当たり前なんだけど、つい見落としがちの真実が語られていました。2017/09/30
訪問者
1
江戸末期を迎えてますます好調な御宿かわせみである。2020/10/29
しーまま
1
麻太郎と源太郎が出てくる話が好き2011/11/14
紅(mokomoon)
0
猫の絵描きの話好き るいさんに姉の面影をみた勝太郎がいい