冬のはなびら

冬のはなびら

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163215303
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らー

28
ゆっくりと時間が流れるよう。寒さの中でピンと咲く寒椿の美しさ。今の季節に読むことで、より一層その空気感が伝わってきました。なんでもない日常の物語ですが、日本語の彩りを堪能しました。 2024/01/01

あつひめ

2
今回のテーマは「守る」「支えあう」と言うことかな?と思いながら読みました。誰の目にもとまらない仕事もある。でもその仕事をする人がいるから社会が動く。伝統を受け継ぎ、先輩がしていたいいことを引き継ぐ。人間は鎖のようにずっと繋がっていくんじゃないだろうか。「自分は不器用者だと思え。不器用な分だけ人の倍も丁寧に仕事をやれ。」生きるうえで大切な言葉だと思う。陽だまりの木が印象に残る。2009/10/23

雲國斎

0
ぜんぜん記憶にないんですけど…。2008/01/27

草団子

0
伊集院静さんの文章は、毎年成人の日のサントリーの新聞広告で読んでいて興味がありました。 本作は6編の短編集。中でも「雨あがり」がよかった。中卒で職人の弟子入りをした廣作の劣等感・焦り・尊敬・恩義・あこがれ、心の機微が重く伝わってきました。おおげさではない日常を描いた短い平易な文章が心に響きました。妻を亡くした夫が妻を回顧する様子に夏目雅子さんを亡くした悲しさが「いねむり先生」のように伝わってきて悲しくなりました。他の作品も読んでみようと思います。 2023/05/19

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