内容説明
琉球の神女か、ヤマトの海賊の娘か、はたまた沖縄戦の犠牲者か?復帰三十年の沖縄の現在を風刺とユーモアをこめて描く人間喜劇。
著者等紹介
又吉栄喜[マタヨシエイキ]
1947年沖縄・浦添村(現・浦添市)生まれ。70年、琉球大学法文学部史学科卒業。78年、「ジョージが射殺した猪」で第八回九州芸術祭文学賞受賞。80年、「ギンネム屋敷」で第四回すばる文学賞受賞。96年、「豚の報い」で第一一四回芥川賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
39
          
            沖縄のとある村の遺跡から出土した12世紀ごろの女性の骨をめぐって交錯する様々な人々のお話。なんというか…個人的には主人公が好きになれず、他の登場人物もあんまり…という感じだったかも。歴史ロマン的には、興味をそそられるテーマもあるんだけどなあ…。2015/01/30
          
        翔亀
37
          
            【沖縄57】この作家の作品を読むのは、芥川賞「豚の報い」、「海の微睡み」に続いて3作目。どれもストーリーの骨格は、未婚の若い男性が、ウチナーンチュ(沖縄の人)の女性に出会って。。。と同じではないか。男性はウチナーンチュやナイチャーズといろいろだけど、いずれもウチナーンチュの女性に良い意味悪い意味で圧倒される。本作は「人骨展示館」という、いかにもゴシックロマンを連想させ、この作家の新境地か、と期待したが、作品の雰囲気は変わらない。むしろ本作品では、男も女も若いせいか、何だか下手くそな舞台を見ているよう。↓2022/01/17
          
        ゆき
7
          
            芥川賞作家さんの本は難しいです。情緒とか、情緒とか、ユーモアとか。2015/01/21
          
        miroku
7
          
            ・・・特筆することは・・・ない。2011/01/16
          
        kei
2
          
            ウチナンチューの深層が人骨の中にあり、自分自身が縛られているというどうしようもなさが、貫かれていて何か胸につかえたままの苛立ちが残る。2013/12/30
          
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