内容説明
僕、34歳、建築家。付き合っている女はいるけど、結婚はしない。石原慎太郎が現代の「愛」と「性」を問う話題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びちゅ
3
石原慎太郎氏がこういう本を発表している事実が意外で興味を持ちました 今の34歳はこんな言葉使わんぞ!っていうところが逆に新鮮で楽しめました 2016/03/05
michi-y
2
ずいぶん前の小説だが、「芥川賞作家をこき下ろした割にこの内容は・・・」と思うのは自分だけだろうか。昭和特有の表現や単語は新鮮だったが、結局何が言いたいのかが理解できなかった。「太陽の季節」信者にはよろしいだろうが、一般読者は物足りない。斬新という点では評価できるが、平成世代には、作家ではなく都知事なんです。2012/03/26
ゆずる
1
評判悪いみたいだけど、自分は「昭和75年の恋愛小説」という感じで楽しく読了。 「何が言いたいか」ではなく「何を感じさせたいか」というポイントに主眼が置かれているように思う。 不親切に見えるのは「お前らまずはオレの本なにかしら読んでるか?」という筆者のハードルであり、太陽の季節の「ザラッとした渇き」を理解していれば自然と本書の魅力もわきたつ。 氏が感じてるであろう「マテリアルに恋も性も進んでしまうことへの戸惑い。諦観」。 それが紆余曲折あって「僕は結婚しない」という結論になる。なぜかは読んで確かめて。2013/04/01
ヤムイチ
1
多分きっと恐らく官能小説。石原慎太郎作品始めて読んだが…独特な世界観。俺も結婚しないんだろうな〜こんな30代になりそうwww2011/09/28
mimm
1
ボーイハントやディスコなど、単語ひとつひとつに昭和の臭い。でも時代設定は掴めない。独特な文体?がとても苦手でした。やたらエッチシーンに熱が篭ってるというか、それが書きたかったの?という印象。一時間程度で読了。で、結局言いたいことが分からず。ただただ時間の浪費でした。2011/02/19