内容説明
ビジネス小説のヌーヴェル・ヴァーグ誕生!わかる、わかる。マーケティングがわかる。戦略がわかる。企画の立て方がわかる。そして、家族がわかる。幸福もわかる。
著者等紹介
加藤文[カトウブン]
1964年北海道生まれ。明治学院大学社会学部卒。2000年、本格的ノンフィクション・ノヴェル『厨師流浪』(日本経済新聞社)を発表し、作家デビュー。広告代理店に勤務するかたわら、「食」をテーマに執筆活動を展開。ウェブマガジンBoiled Eggs Onlineにて食エッセイ「きょうのお料理」を連載中
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感想・レビュー
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jun-ko
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帯には、マーケティングがわかる。企画の立て方がわかる。(・・略)ビジネス小説とあった。為になる感はそれほどでもなかったが、チルドのやきそばというたったひとつの商品を巡っての攻防戦は面白く感じられた。そして、山口浩三自身の家族、食卓へ戻ってくる。商品とは、企業の利益だけではなく、それを求める人の為にあるものなのだ。2013/03/04
Jeanie
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かるい業界小説化と思いきや、意外と硬めにマーケティングやら家族再生やらてんこもり。ソースの香りだどうとか読んでいると、やきそばが食べたくなる無性に。2012/02/27
すばるM45
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多分、日清と東洋水産ともう一社(エースコックかな?)を模して描いているんだろうけど、3社の最前線を並行して話を組み立てているせいか、主人公の存在感も弱くて印象に残らなかったです。 面白さも中途半端でした。2009/08/06