内容説明
何者かになるために、少年は島を捨て東京を目指した。『瀬戸内少年野球団』から二十年。著者渾身の自伝的小説。
著者等紹介
阿久悠[アクユウ]
昭和12(1937)年、兵庫県淡路島に生まれる。明治大学文学部を卒業後、広告代理店の宣弘社に勤める。39年に退社し放送作家として独立。43年から作詞を始め、数々のヒット曲を世に送ってきた。54年に小説『瀬戸内少年野球団』を発表。大ベストセラーとなり映画化もされた。平成12年には『詩小説』で第7回島清恋愛文学賞を受賞
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