内容説明
「ゲージツ家のクマさん」が独特の感性で描く、“酒とケンカとビンボーの日々”。
目次
蔓草のコクピット
セントー的ヨクジョー絵画
トタンの又三郎
屁のような
下駄隠し2ィ4ィの8
火炎ジカンへ
ブタクサに墜落する
ぺの家
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
5
鉄との出会いがわかる一冊。 繊細でしなやかな表紙の絵、あのくまさんがと思うと驚く2015/12/10
Ryoichi Ito
1
カバーは唐十郎版「風の又三郎」。著者を含め,登場人物の多くがわたしの同世代だ。2016/04/26
denden
1
ゲージツ家こと、クマさんの半生をつづった自叙伝。非常に面白い。北海道から出てこられた頃から唐十郎の劇団、わらっていいとも出演、そしてスクラップヤードからゲージツの創造までの裏話あり、本音ありの盛りだくさんの内容で飽くことなく読ませる。文筆家として人を引付ける力は一級品。本は絵を描いていた事もあり「ほぉ」と思わせるクマさん流・芸術との接し方は興味が尽きない。ベニア板二枚にジェッソを塗りキャラコ木綿・・の件は「こうするのか・・」と大いに感心した。登場人物は多種多様。亡くなった方も多い。この1冊は読むべし!2015/05/19
古山一彦
1
唐十郎とのからみは面白かったけど、全体くまさんにしちゃあエネルギーがないなあ。2013/06/25