内容説明
維新前夜。開港まもない横浜を舞台に柔術は渋川流、剣術は直心影流の達人、元江戸南町奉行所同心にして、堅苦しいことは大嫌い、悪には情容赦もないが、女には滅法弱い、そんな卯之助の胸のすく活躍がはじまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
15
幕末、開港したばかりの横浜居留地を舞台に、元同心衣笠卯之助が様々な外国人絡みの問題を解決する。さらりと読める短編集。2012/10/03
tm
0
ゆっくりとした雰囲気を味わえた。2011/05/16
ゆりっぺ
0
2000年12月2日
あんく
0
幕末期の横浜。異人たちが町の風景の一部になっている日常と、そこに起きるさまざまなできごとが淡々としていながら、生き生きと描かれている。攘夷だ、開国だと熱くなることはなく、地に足が着いた感じが好感度大。人物に注がれるまなざしも、ほんのりと温かみがあって、他の作品も読んでみたくなる。2010/10/28
定年おやじ
0
時代背景が面白い。2010/06/19
