一十郎とお蘭さま

一十郎とお蘭さま

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163189307
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

藩主の美貌の側室お蘭を女神の如く崇め、仕える剣の達人・一十郎。維新前後を背景に男の愚かしくも一途な恋情を描く時代ロマン

内容説明

渇仰にも似た男の想いに女はどこまで残酷でいられるのか。齢九十を越えた作者が到達した、甘美にして無惨な男の恋物語。渾身の書下し時代ロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

26
耽美的な要素のない『春琴抄』と言えそうな、マゾ男の物語。お蘭さまは生活のためなのか本能的なものなのか一途さのかけらも無い淫蕩ぶり。一十郎がお蘭さまにふりまわされることを求めているから成立する物語なので、共感できなかった。2019/04/30

キムチ27

12
元禄期のものと思いきや、版籍奉還から明治中期にかけてが舞台。 内容は藩主の愛妾であったお蘭に憧憬を抱くあまり、心がフリーズした男の一生・・と言ったら身も蓋もないけど。 明治動乱期にお蘭とひとり息子を身を呈して守って行くはずだったが・・お蘭はその美貌と手連を活かして博文、退助、渋澤、慶喜、終いには年下の三条公の庶子と渡り歩き、そのつてで息子は留学、出世の一途を歩く。 だが一十郎は獄に。そのあとの何と悲惨な人生。 時代を今に移しても設定できそうな笑うほど哀れなお話。2013/09/04

eazy

1
幕末、ある小藩が戊辰戦争に巻き込まれ、殿様の愛妾・お蘭さまと幼い若君が密かに城から落ちることとなった。警護役に抜擢された一十郎は剣の達人だが無骨で真面目だけが取り柄の下級武士。維新後も世間の目から隠れて美貌のお蘭さまをかくまい続ける生活の中で、お蘭さまと一十郎の主従関係は、しだいに一十郎の不器用でマゾヒスティックな、一途の奉仕愛へと昇華されてゆく・・。2009/12/02

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