少年曹操

少年曹操

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163188805
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

文人として戦略家として政治家として超一流だった男、曹操の魅力を、任侠道の「少年」の観点から掘り下げ、中国思想に迫る一冊!

内容説明

芸術も兵法も一流だった男、悪罵も恐れず、苛烈な生を生きた男、孫子の思想を受け、「三国鼎立」を望んだ男。任侠道の「少年」の観点から解きあかす、三国志の英雄の真の魅力とは―。

目次

任侠放蕩す
団々として走る
「魏武注孫子」
宇宙の大法
清流と濁流
軽薄篇
無形無声
費留
人生幾何ぞ
万全を顧る故なり〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

明智紫苑

5
斎藤環氏のヤンキー本を読んだあとだけになおさら思うのだが、曹操も劉備も孫権も血中ヤンキー濃度が高い人に思える。そんなこの人たちの対極にあるのが、始皇帝や王莽、さらには古代エジプトのアクエンアテンなどの「キング・オブ・オタク」たちだと思う。2017/06/18

きりく

3
実史に残る詩文や注釈を元に曹操像をフューチャーした本。…この詩はこの戦いの中で曹操が歌ったなど著者の解釈が載っています。とくに詩の解釈が素晴らしかった! 曹操さんの息遣いまで蘇ってきそうです。2009/07/31

韓信

2
著者の研究対象だった李賀や曹操自身の詩文、さらには『孫子』への注釈から、「少年(遊侠)」という性質に着目して曹操を掘り下げる異色評伝。同じ少年としてライバルであった袁紹との関係も重視しているため、河北平定戦をやたらと詳細に描いている点は面白く、また李賀をはじめ後世の詩人の曹操イメージを伺えるのも興味深いが、歴史観という点では、曹操の行動をあまりにも『孫子』に引き付けて読み解きすぎだし、赤壁の戦いを孫権に会いたくなった曹操の示威的軍事パレードと解するのも小説的というかロマンチックに過ぎて、問題だらけである。2020/11/08

garyou

2
曹操だつたら李賀を重用したらうか。したかな。したかも。そんなことを考へながら読むうち、この世ではないところへつれて行かれる感覚に襲はれること一度ならず。これが筆圧の高い文章の力なのだらうか。2013/04/17

BIN

2
タイトルの少年は子供の頃ということではなく、自由気ままな任侠放蕩といった意味で使われている。ある意味「かぶき者曹操」と言っても良いかもしれない。曹操に関連した後世の詩や曹操作の詩や孫子略解をもとに曹操という人物を説明したもの。対袁紹戦が詳しく書かれているし、赤壁の戦いの解釈もなかなか面白い。「費留」という語が非常に印象深い。2012/11/27

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