有罪答弁

有罪答弁

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  • サイズ B6判/ページ数 510p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163155807
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

弁護士事務所内で起きた数百万ドル横領事件。この男と金の行方を追う元警官の弁護士マロイは、より巨大な悪の壁に突き当たった……

内容説明

弁護士事務所内で起きた数百万ドル横領事件。この男と金の行方を追う元警官の弁護士マロイは、より巨大な悪の壁に突き当たった…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

聖月

2
△なんじゃこりゃ!今度こそトゥローの法廷物と思って読んだら・・・ハードボイルド無秩序へたれ主人公物。トゥローと思って読み始めたら、途中からウェストレイク風、コメディタッチのヘトヘトハードボイルドみたいな感じで、図書館本だったので、思わず表紙カバーと中身に相違ないか確かめ、結局「有罪答弁」なんていうシリアスさは皆無。事前にわかっていなかった自分がいけないのだろう。過去のこのミスランクイン作品でもあるので、当時はこの作者の新境地と評判をとったんだろうなあ。最近の二作品を読んで、法廷物と遡った自分には、意外作!2013/12/17

Masako Yamada

0
 主人公は無能ぶりを買われて雇われた弁護士、プライドをかけて調査し、テープにふきこんだ口述が作品というスタイル。 「わたしは寝返らせる価値もない男なんだ」と心につぶやく主人公が冬の陽がうすれる中で道に眼をやる。「朝の雪もいまでは歩道の湿りだけになり、コンクリートに撒かれた塩の隙間ではもう凍りはじめていた。塩で靴にしみができることだろう」 159頁。  まさしく靴のしみのような都会の男の人生がかなしい。つきまとうコヨーテのようなイタリア系刑事もタフでわびしい。主人公の決断には納得できる。どのみち孤独だから。2017/10/20

Tsutomu Yamamura

0
法廷小説で有名な作家の作品で、法律事務所が舞台で主人公は弁護士ですが、法廷小説ではありません。展開にもっとテンポが欲しいですし、謎解きも中途半端と感じました。2016/10/10

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