出版社内容情報
「かわせみ」の女中頭お吉が、深川の骨董屋でよりどり一箱一両の古物を買ってきたが、掘出物には裏があり事件となる。最新作八篇
内容説明
大売出しで賑う江戸の町、女中頭のお吉は深川の骨董屋でよりどり一箱一両の古物を買う。堀出し物には裏があり、数日後、店の主人が襲われた。こまやかに描き出される人間模様、表題作他七篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
depo
1
図書館リサイクル本。2022/03/09
しーまま
1
お吉さんが身近にいたら楽しいだろうな。2011/09/27
kagetrasama-aoi(葵・橘)
0
第二十作目。東吾は軍艦操練所に復帰して、幕府の軍艦朝陽丸に乗船、海洋巡視かたがたの練習航海に出掛け、四、五日はかわせみを留守する生活、宗太郎は阿蘭陀人の先生を呼び、語学の勉強、源太郎と花世も一緒に学んでいる……と歴史が動いていることが感じられる描写が多くなってきました。起こる事件は「花嫁の仇討」は勧善懲悪の歌舞伎みたいな話。「お吉の茶碗」はオチが素敵!「春桃院門前」は切ないなぁ……お妾さんが絡むと切なく陰惨になりがち。当然ですよね。2017/08/21
あさみ
0
★★★☆☆2017/04/18
めぐみこ
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【再】表題作のラストがなんとも言えず良いなぁ。2015/10/31
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