出版社内容情報
かくれんぼをしていた源太郎と花世が迷い込んだ隣家で、人が斬られる。子供たちが目撃した事件は、意外に奥が深かった。最新作八篇
内容説明
品川・御殿山での菊の茶会の間に、源太郎と花世が迷い込んだ家で男女が斬られた。二人の身許は薩摩の者と幕閣の密偵と判る。新しい時代が近づきつつある江戸・大川端人情模様、粒揃いの八篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーまま
1
花世かわいい2011/09/25
めぐみこ
1
【再読】ちみっこい花世が可愛すぎる一冊。特に「花世の冒険」なんて堪らない。幼少の頃から花世に振り回されっぱなしな源太郎も微笑ましい。2010/06/09
kagetrasama-aoi(葵・橘)
0
第十九作目。「花世の冒険」と「かくれんぼ」が特に好きです。畝家の長男源太郎は五歳、花世は四歳でしょうか?麻生家には長男小太郎が誕生します。神林家にだけ何も無しではちょっと寂しいなぁと思いながら初読時読んでいました。それは兎も角、源太郎と花世の気持ちの描写が如何にも子供らしくて、ほんと可愛らしいです。永代の文吾兵衛と小文吾親子は「花世の冒険」が初登場なんですね。「残月」は心が痛くなるお話、現代でも起こる悲劇的事件ですね、切ないです。2017/08/21
紅(mokomoon)
0
1994年に初版で購入 表題のかくれんぼ〜 花世と源太郎のエピソードがいいだんだん子供世代に話が移行する始まりかな 東吾さんの推理で捕獲され事件は解決はいいけど事件がどうも悲劇が多くて辛くなる ヒゲモジャと花世ちゃんの話が救われる
depo
0
図書館リサイクル本。御宿かわせみシリーズ第19作。2024/03/29