出版社内容情報
田舎町に出現した奇妙な骨董屋、住民ひとりひとりの秘かな願望を見抜き、ぴったりの品を売りつける。幸福を売るかにみえて実は…
内容説明
キャッスルロックは、キングの読者にはおなじみの、メイン州西部に位置する架空の田舎町だ。ここで多くのおぞましい事件が起こった。呪われた、狂った、あるいは愚かしい町びとたちが、たくさん登場した。その全員が「ニードフル・シングス」に集結する、そして、知らずして待つのは、キング的“終末の日”だ。キャッスルロック最後の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさ☆( ^ω^ )♬
7
キャッスルロック最後の物語だったのですね。ダークハーフを先に読みたかったのですが中々手に入らず、先に本作を読んでしまいました。下巻に入ってからは怒涛の展開、度が過ぎてブラックコメディと紙一重ww。悪意の連鎖が恐ろしいです。これだ長い物語なのに、ラストはあっさり。もう少し後日談が欲しかったなあ。でも面白かった!2023/03/26
ざらめ
1
これは何度か読み返してるけどダークハーフを読んだついでに久々の再読。久々過ぎて本の厚さを勘違いしてて、ちょっと怯んだけどなんとか1日で読んだ。私ならどんな商品を紹介され、何をいたずらとして要求されるのだろうか、果たしてそれを私は受け入れて取引をするのだろうか、と思いを巡らせたくなる。下巻の展開は凄惨なんだけどドタバタすぎて最早ギャグの領域。2020/04/12
自称海外小説で誰が誰だかわからなくなる君
1
世の中はすべて取り引き。買ったものの支払いは済ませなくてはいけない。幸せばかりが続かないという意味にも捉えられるし、幸せの代償を不幸以外の支払い方もできる。続く不幸も前払いと解釈できる。2015/06/03
hidetama
1
だから、キングがいいんだ
ISBN vs ASIN vs OPAC
1
書かれなければいけなかったのだろうが……読まなければいけなかったどうかは疑問。キングといえばエルビスだって? ふん……2012/03/23